ホモ・サピエンスの先祖

サピエンスとネアンデルタール人の関係に関する最新情報がNHKスペシャルで放送されております。

昔、高校生だった頃、歴史の授業で人類の発達について幾ばくかの知識を教え込まれたことを思い出しました。
確かにホモ・サピエンス以前にヨーロッパでネアンデルタール人が繁栄していたと習いました。
当時の疑問として、ネアンデルタール人はホモ・サピエンスの先祖なのか傍流なのかということでした。
しばらくして、傍流であることがわかりましたが、逆にネアンデルタール人とホモ・サピエンスが共存したということは無かったのだろうかという疑問が湧いてきました。

その事については、時おり気になりながらも、しばらく頭のすみに留まることになりました。
積極的に調べることもせずに、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの交雑種は存在しなかったのだろうかという疑問にも発展させておりました。
もし、交雑種が現在も生存していたとしたら、どんな人種になっているのだろうと想像したりもしました。

ネアンデルタール人とホモ・サピエンスとは、犬に例えると、土佐犬とシェパードのように犬種の違いのような関係だと思われます。
犬には異なる犬種同士の交雑種が存在するように、ネアンデルタールとホモ・サピエンスの交雑種が存在しても不思議ではありません。

番組ではその回答が放送されています。
我々、現代のホモ・サピエンス(アフリカ人以外)の遺伝子の中に1.8%から2.8%の割合でネアンデルタール人の遺伝子が存在するとのこと。

やっとこれまで漠然と疑問に思っていたことがスッキリした感じですが、交雑種が誕生したときは、どんな場面だったのだろうか想像してしまいます。
意思疏通が思うようにできない種の間では、どんなやり取りをしてセックスしたのだろうかと疑問が湧いてきます。
番組では迷子になったネアンデルタール人の女の子がホモ・サピエンスの家族に育てられ成人しホモ・サピエンスの男との間に交雑種の子供が誕生するという穏やかな場面が想定されておりましたが、実際にはそれだけだったのだろうかということも気になります。

ただ、ネアンデルタール人も含めて人類最初の争うというのは、ホモ・サピエンス同士のものしか発見されていないというので、ネアンデルタール人がホモ・サピエンスを襲撃したとか、あるいはその逆の襲撃というのはなかったのかもしれません。
また、番組によるとネアンデルタール人は家族単位で生活することが多く、集団や社会を構成することがなかったと論じています。
そのために気候変動で食料不足に陥ったとき集団で解決することができずに絶滅したのではないかと結論付けています。